大変なことが起こりましたね

地震から、もう一週間以上が経過しました。
ここに遊びに来てくださっているかたも、無事でしょうか？
私はその時職場にいました。棚の高いところに積み上げていた物が全て落下し、引き出しはめちゃくちゃで、営業できる状態ではなくそのまま一時間後には臨時休業となりました。
ただ、自宅からかなり離れた職場だったので、帰ろうにも帰る事が出来ず右往左往しておりました。
徒歩で隣の駅まで。その途中で、使用路線上の駅へと行くバスがある事を知りました。
どうにも出来ず、勇気を持ってそれに乗車。そのバスの中で知り合ったおば様達と、タクシーの乗り合わせをさせていただく事になりました。
ですが、いざ駅に着くと誰もがタクシー待ち。タクシーも３０分に１台来ればまし状態でした。
そんな中で、同行してくださった方から、自宅近くの駅へ行くバスがあると教えてもらい、同方向へと向かうおばあちゃんと二人でそれに乗りました。
自宅近くの駅についても、タクシーは来ず、だからと言って歩いて帰るには少し辛い場所。おばあちゃんが親類の方と連絡がつき、それに同乗させていただいて何とか帰ってきました。
職場を出て、６時間半がたっていました。
家に帰ってくると、テレビではとんでもない映像が流れていて、愕然としました。
正直に、こんなことが起こりえるのかと思うほどでした。
ですが、翌日からはもっと信じられない事が起こりました。
食べ物がない、ガソリンがない、電気がまずい。
それは、一週間がたった今も続いているように思います。
被災地の方々は寒い中、燃料もなく辛い思いをしています。燃料がないために、移動する事も出来ずに、人によっては生死に関わる事態になっています。
私の住んでいる所のガソリンスタンドでも、毎日のように見たこともない渋滞ができています。
ですが、正直に言いまして、ダイヤ変更はあっても電車が動いています。バスも動いています。こんな時くらいは歩いてもいいじゃないですか。私達はまだ、凍えることも飢える事もありません。
ですが被災地の方たちは、ほんの少しの燃料が死活問題になっているのです。
北国育ちとしましては、この時期の寒さはとても辛いものです。指や足が動かなく、関節が痛み、くっついていても耐えられるものではありません。毛布一枚や二枚では、到底しのげるものではないのです。
一般人でしかない私には、最低限の買い物と節電、ほんの少しの寄付くらいしかできませんが、一日でも早い復興と、これ以上助かった命が消えてしまわないように願うばかりです。